人の真価は負けた時に問われる。勝ったときではない。

フィル・ヒース
ヒトについて

ボディビルの世界最高峰、ミスターオリンピアで7連覇を達成したフィル・ヒース選手の7回目の優勝決定直後のスピーチです。

勝ったときにいい気分になって自分を大きく見せることや、気分が良くなって周りに優しくしてあげることはきっと誰でもできる。
逆に、負けたときに塞ぎ込まずに、もう一度自分を見つめ直して、改めて感謝することって本当に難しい。
負けたことを誰かのせいにしたいかもしれないし、自分が至らなかったことを認めるのは難しい。

でもその、多くの人ができないことが出来るってだけで必ず成長できるし、そこを超えた人間は本当に強くて、希少性が高い。

そして、負けることができるのは、高い目標に挑んでいる人だけ。
勝つ可能性のある人(勝負してない人は負けることすらできない)だけが、負けることを許される。
だからこそ、負けた時、次の行動が本当に大事。

負けたときに、男の真価が問われる。