社長のブログ

【マンガから学ぶvol.2 】房州さん(哲也-雀聖と呼ばれた男より)から学ぶ「楽をすることの本当の意味」

Toshiyuki SugiuraFounder/CEOアセット 1
2020.03.02
カルチャー

皆さんどうもこんにちは。

今日もマンガ読んでますか?

 

最近立て続けにブログを褒めていただく事がありまして、わかりやすく調子に乗って新作を書きたくなっております。

杉浦です。

 

ちなみに今(2020年3月2日現在)、巷ではコロナウィルスが猛威を奮っております。

各企業や団体で各々対応をしていると思いますが、そこで話題になっていることの一つとしてリモートワークがあると思います。

 

弊社でも2月25日から完全リモートワークにしています。

 

それに伴い、

 

そもそもリモートでできるのか?

生産性が落ちなかったら、もっとリモート中心で仕事ができるようになるのではないか?

そうなれば、働き方改革として大きな一歩に実はなるのでは無いか?

 

というような意見もちらほら見ます。

 

 

近年まれに見る国難になる可能性もありますが、こんなときだからこそ前向きかつ冷静に対策・対応し、

 

「災い転じて福となる」

「雨降って地固まる」

 

となれることを願わずにはいられません。

 

そして、様々なニュースを見ていたそんなことを思っていたときにふと、やや趣旨は違いますが今回の題材のマンガ「哲也-雀聖と呼ばれた男」のワンシーンが思い浮かんできました。

 

 

※ちなみに、私は麻雀は一切できません(麻雀に近しい最後の記憶は誰かとやったAKBドンジャラぐらい)

 

房州さんに学ぶ、「うまく怠ける」事と成功の密接な関係

サイコロ

この漫画は、1997年7月30日 〜2005年1月まで連載されたマンガです。

80年代生まれ以上の年齢の方には好きだった方も多いのではないでしょうか。

 

私を含め、麻雀ができなくてもこの漫画は好きだったという人は多かったように思います。

 

物語の舞台は戦後の日本。

一人の青年が麻雀を通じて様々な人に出会い成長していく様を描いています。

 

・モノは無い

・賃金安い

・秩序も無い

 

加えて生まれもよくなければ夢なんて見れない時代です。

 

地道に働いていても食うのがやっと、下手すりゃ食えない。

そんな時代の中で主人公の哲也は「ちまちま働いてたって搾取されるだけだ。麻雀で稼いでなりやがってやる!」と玄人(バイニン)として行きていくことを決意していくわけです。

 

 

「房州さん」は初期の頃から登場する「伝説の玄人」と呼ばれるほどの主要キャラ。

主人公であり後に「雀聖」と呼ばれるほどの天才・最強雀士である阿佐田哲也が師事した人物でもあります。

 

 

房州さんの登場は早く、2巻ですでに登場します。

当時横須賀・新宿と、圧倒的な強さで賭場を荒らしまくっていた哲也の前に現れ、あっさり哲也を負かしてしまいます。

 

それをきっかけに哲也は、それまで「運を掴んだものが勝つ」と考えていた麻雀に対し「力で勝つ」というスタイルの房州さんに師事し、様々なことを学んでいきます。

麻雀マンガですので、房州さんは当然イカサマなどあらゆる手を使って勝ちます。

 

当然、ビジネスにおいてイカサマは許されませんが、その凄まじいほどの勝つこと・自分の意志を通そうとする執念は、

 

・勝つことの大切さ

・忘れてはいけないマインドセット

・力の意味

・力の付け方

 

など勝負の連続であるビジネスシーンでもオーバーラップして学べるであろう描写が随所に登場します。

今回はその中でも特に多くの最初にして最大級に印象に残る(であろう)シーンを紹介します。

 

 

自由にサイコロの目を出せる房州さん

 

そのシーンは、3巻の8ページ、コンビとなった房州さんと哲也が、連戦連勝負け知らずの日々を送っている中、二人の行けつけのバーで始まります。

 

「おい坊や(哲也のこと)。こういうときこそ気をつけなきゃいけねぇ。

前におめぇに言ったよな、毎日配に触ってろって。

俺はコイツさ。常にコイツを振ってんだ」

 

 

※この「前に言った」シーンがすごく良い。サムネイルのシーンです。

 

そう言って房州さんは、麻雀で使う2つのサイコロを取り出します。

 

房州さんは、サイコロの目を自由自在に出すことができるのです。

それを見ていたバーのママが言います。

 

 

「じゃあ、ワタシが言った目を出せるの?」

 

 

房州さんは、指定された目をあっさりと出してしまいます。

 

 

出したい目を出す方法を話し出す房州さん。

ここでママは不思議がります。

 

 

房州さんは、「訓練すれば誰でもできるよになる」と言います。

 

そう、房州さんのように毎日サイコロ振る努力・訓練ができれば誰でもできるようになるのです。

しかし、

 

 

一部始終を見ていたママが、不思議そうに言います。

 

 

 

ママが疑問に思ったのは

 

「楽してお金を稼ごうって人種の麻雀打ちが、なぜそんなに勤勉なのか?」

 

ということ。

言われてみれば確かにそうです。

 

チマチマ働きたくないと言っていたはずの玄人が、チマチマの最高峰のような「毎日必ず牌に触る」「いつでも必ずサイコロを振る」ということを繰り返しているのです。

 

そこで房州さんは言い放ちます。

 

 

そうです。

これこそ、今回のブログで伝えたかったこと。

 

「怠惰を求めて勤勉に行き着く」

 

です。

 

 

「怠ける」と「楽をしようとする」の小さくて大きな違い

作中ではサラッと流れていくシーンですが、この小さなワンシーンには非常に多くの示唆が詰まっています。

こういう何気ない会話から「自分だったらどうなのか」を感じ取り、自分の行動に繋げられるかどうかが、人の成長を分けると考えています。

 

 

「怠ける」「楽をしようとする」

 

この2つにはどういった違いがあるのでしょうか。

 

「怠ける」

これを調べると、次のような意味が出てきます。

 

労力を惜しんで、物事を一心にはしない。課せられた仕事や勉強などをまじめに行わない。おこたる。ずるける。

 

ではこちらはどうでしょう。

「楽して金を稼ごうとする」

 

楽をする。

実は、単純に意味を調べると、怠けるとほぼ同じ意味が出てきます。

 

ただ作中の彼らは現時点では楽をできてなく「楽をしようとする」状態です。

この違いは「目指すゴールがある」状態ではないでしょうか。

 

言い換えれば、得る結果は同じでもより効率よくやろうとする。

と捉えることができます。

(房州さんや哲也は、同じ金を稼ぐでもより短時間で大きく稼げる麻雀を選んだということ)

 

つまり、楽をしようとすることは効率というゴールを求める事であり、怠けることは「何もしようとしないこと」なのではないでしょうか。

 

 

この2つの違いはとても大きいです。

 

実際に現実世界でも、効率というゴールを求めることで、数々の歴史的な発明やテクノロジーの進化は生まれています。

発明した彼らはみな、「楽して同じ結果を得よう」としています。

 

・車や電車、飛行機

・電話

・インターネット

・掃除機

・洗濯機

・乾燥機

・食洗機

 

どうでしょうか。

全てが効率を求めた結果の産物です。

 

もっと速くもっと遠くへと行きたくて乗り物を、遠くの人とすぐに話したくて通信を、日々の生活を少しでも効率よくするために生活家電を。

 

全ては言い換えれば「楽をする」ために生まれたと言っても過言ではありません。

 

車や電車などに加えて、敢えて生活家電を出したのは実は「楽をする」ということをイメージしてもらいたかったから。

よく聞く話ですが、日本人は苦労を美徳とする心が強すぎるあまり便利な家電に手を出そうとしない傾向があると少なからず言われています。

 

そういった方こそ、「清潔になる・乾く」など得られる結果が同じならぜひ最新の家電を導入していただきたいです。

きっと、掃除や洗濯、洗い物を極力したくないという「楽をしようとした」人の心意気と発明に感謝することでしょう。

 

 

では、効率を求めて楽をしようとした彼らは怠け者だったのでしょうか?

効率を求めただけで勝手に便利な家電や乗り物はできたのでしょうか。

 

当然、答えは「NO」です。

 

アイディアやゴールを形にするには相当な苦労があったはずです。

勉強し、仲間を集め、ときには失敗して生死をさまよったりしながら少しずつ形にしていったはずです。

 

結局、房州さんや哲也と同じ楽をするというゴールを求め、「勤勉」だったのです。

 

 

不確実なことが確実になると、楽できる

 

結局のところ、楽をしようとするには、楽できる状態を自分で作る。

「自分で作る」ということからは逃れられないということを房州さんは教えてくれています。

 

そして、実はもうひとつ、房州さんから大切なことを学ぶことができます

 

それは「コントロールできるものを少しでも増やす」ことで、楽するというゴールに近づけるということ。

 

普通は運任せで、コントロールできないはずのサイコロの目をコントロールできるから強いのです。

 

もし、麻雀でツモる牌をすべてコントロールできたら最強ですよね?ですが、さすがに物理的にそれは無理です。

 

少しでも場を自分のコントロール配下にするために、練習すればコントロールできることは徹底的に練習してコントロールしてしまおう。

そうして行き着いたのがまずはサイコロの目だったのではないでしょうか。

 

 

楽をしたければ、楽をするゴールを設定し、それに向かい勤勉になることが一番の近道

 

長くなってしまいましたが、結局何がいいたいかと言うと、

 

・怠けるのではなく、楽をしようとしろ

・楽になるゴールを明確にしろ(他人がコントロールできなくて、自分ならできるものを探せ)

・ゴールの達成方法を考えろ

・徹底的に練習しろ

 

ということです。

これを繰り返し、ゴールが達成できたときに、あなたやあなたの周りの人は最初に比べてかなり楽に仕事や生活をしているのではないでしょうか?

 

そして仕事においては、管理者の皆様も是非「楽をしようとする」部下を大目に見てあげてください。

 

楽をする天才みたいな社員が、実はものすごい効率化のスキルを持っているかも知れません。

 

※怠け者との決定的な違いは、工程を飛ばさない事・求められた結果を勝手に自分で変えてない事。

 

房州さんだって、みんなと同じサイコロを使うということからは逃れられないのです。出したい目しか書いてないサイコロを使うのはただの「ズル」

 

 

ちなみに、冒頭で触れたリモートワークの件でなぜこの漫画を思い出したか。

 

きっと、

 

「営業に行くのめんどくさいなー」

とか、

「通勤時間もったいないなー」

 

とか思ってた、楽したい人がZOOMなどのオンラインミーティングのサービスを作ったんだろうな。

 

なんてことを考えてたからです。

 

「営業がお客様のところに直接会いに行かないなんてけしからん!!!」

 

て怒られてたら今頃リモートワークはできてなかったかも知れませんね。

 

私達のサービスSquad beyondも「もっと楽に」から生まれた

 

弊社、SIVAの運営するサービスSquad beyondも「WEB広告をもっと簡単に」という思想からスタートしました。

 

WEB広告やITの世界は、(日本では特に)長時間労働や休日出勤なども多く、ブラック化している会社がたくさんありました。

あまりにも煩雑かつ膨大になる管理と、いつでもどこでも連絡できるという長所がそのまま短所になってしまっているようなところもあります。

 

「もっと楽に管理できるのでは?」

 

という素朴かつ自分が楽をしたいという気持ちからプロジェクトはスタートしました。

今ではそこに「もっと安心・信頼できれば毎日遅くまでクライアントに連絡しなくもよいのでは?」という思想が加わり、テクノロジーを注ぎ、プロダクトで表現することでその世界観を少しずつ実現していっています。

 

今後も引き続き、クライアントも自分たちも正しく「楽できる」ようなプロダクトに磨き上げていきたいと思います。

※近日サービスサイトをオープンします。

 

 

 

 

 

 

ちなみに、「哲也-雀聖と呼ばれた男」を読んでみたくなった方はコチラから読めます。

特に5巻ぐらいまでは麻雀がわからない人にも易しく、房州さんも頻繁に登場するのでぜひ読んでみてください。

 

 

 

 

 

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